2003年12月アーカイブ

欠席 [Alt-r] 30

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来週火曜に仕事の面接なので、ちょっと更新は怠る予定。

今日ウォルマート(激しく大きくて、安くてしょぼいものがたくさんうって
いるスーパーマーケット)に行ってレジに並んでいたら、レジ横に並べてあ
る地図に目が行った。一番上がTallahasseeの地図。この町の地図です。
で、その下がフロリダ。そしてアメリカ東部の地図。だんだん大きくなって
いっている感じです。で、まあこの周辺ら辺りの地図も並べてあって、一番
下の段にあったのはなんと中東の地図!なぜこのローカルな地図たちの中に
中東の地図が!と思ってよく考えてみると、このご時世の中、あまりに世界
の地理に興味のないアメリカ人も自分たちの兵隊がどこで戦っているのかく
らいは知っておきたいのかも、と考えついた。

そして手にとってみると一番見開きの部分はでっかいアメリカの国旗だった。

暗闇 [Alt-r] 29

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題名の付け方に、自分の詩的センスの欠如を感じる今日この頃。

今年の1月に生まれて2つ目の写真の授業を取ったときに、クラスメートの
友達のライブをそのクラスの生徒全員で撮りに行った。しっとりと歌いこむ
感じのライブが間断なくたかれるフラッシュによって台無しにされていたの
をよく覚えている。

それ以外に特にコメントも何もない一枚。あえて言うとすれば、当時は”お
おー、意味ありげな暗闇、かっこいいかも”とか思っていた暗闇が、今見て
みるとよくわからない無駄なスペースにしか見えない、という俺の内的変
化。これを成長とみるか変化とみるか。

虹 [Alt-r] 28

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151453.jpg

虹の写真が撮れたので載せてみた。

というほどシンプルな話ならいいのだけれど、この写真のメインは火事。だ
から、たまたまそのときファインダーの中に現れた虹が、その瞬間の珍しさ
を示す以上に何をしえるのか、と考えてけっこう困ってしまった。火事とと
もに写し出された虹が、火事というリアリティに対してどんな意味を持つの
か?この虹は必要なものなのか?

フォトジャーナリズムの写真には、アートとしてではない写真を撮っている
以上、こういった疑問は常に付きまとう。

150903.jpg

昨日の夜、新聞の宗教セクションのために、ある教会のバイブル勉強会
(Bible Study Night)を取材に行った。勉強会といっても机を囲んで聖書
を読むわけではなく、いわゆる礼拝のことである。普通の礼拝が、日曜でな
く平日の、そしてしかも夜に行われているものだと思ってくれればいいと思
う。

この教会の礼拝はとんでもなかった。他の教会の一部で見られるような礼拝
参加者全員による歌が長々と続くのだが、それはもう狂乱という言葉がぴっ
たりの有様だった。座席などもう完全無視でみんなが前のほうに出てきて踊
り、(踊っているように俺には見えた)そして歌う。楽器の演奏はもちろん
パイプオルガンなどではなく、ギターとベース、ドラムセット、そしてキー
ボードである。

が、そんな歌いまくりの光景はアフリカンアメリカンの教会に行けばそれほ
ど珍しくないと思う。今回わざわざ教会の話題を持ち出したのは、それ以外
にものすごい驚きの光景を目にしたからである。

それは、上の写真でわかるように、この教会は白人とアフリカンアメリカン
が、もしくは、少なくとも2種類以上の人種が一緒に通う教会だということ
である。多くはないとはいえ、いままで少なくはない種類の教会を見てきた
が、こんな教会はみたことがない。牧師一人ずつ、そして礼拝者もほぼ同じ
割合で白人とアフリカンアメリカン両方が同じ場所で同じように一緒に歌を
歌い、祈る。

別に違う人種は別の教会に行くべきだといっているわけではない。ただ、こ
ういう状況はいままで見たことがなかったので、とても興味深いと思った
し、さらにそれに合理性をつけるような説明が欲しいと思っただけである。

で、この質問を牧師にしてみた。すると、この教会に話を聞きに来て共感し
た人は人種に関係なく次回からも来るのだ、というようなことを説明してく
れたのだが、これはあまり納得のいく説明ではない。大体、この教会はこの
人種が普通行くものだ、的なある意味での評判が立ったら、その他の人種は
はじめからそこに行こうともしないだろうからである。この宗派が特に特別
な教義を教えているから、とかいうことでもなさそうである。そしてさらに
興味深いことに、この宗派の教会は全国どこに行ってもこうらしいのであ
る。

結局その人種の件について昨日の夜は何も解決しなかった。ちょっと質問し
始めたら危うく改宗させられそうになっただけである。

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ミルフィーユ、仕上げの段階。カスタードを絞り詰めて、それをケーキの形
に並べて、生クリームとイチゴで飾る。できあがり、と。

このミルフィーユを是が非でもケーキの形にしなくてはいけなかったのは、
これが友達の誕生日のために作られたものだったため。それでも切り分ける
(?)時には4本くらいをコロンコロンと小皿にのせて生クリームを添え
る。

で、話がずれるのだけれど、この日の誕生会に出した夕食は被誕生日の人の
リクエストにそって、すき焼きだった。アメリカでは”危険だ”といわれる
生卵に牛肉をつけて、おそらく2年以上ぶりのすき焼き。が、久しぶりでな
んであろうとミルフィーユとのミスマッチは言うまでもない。

で、さらに話がずれるのだけれど、そのすき焼きに入っていた豆腐を食べて
いて、アメリカという国がいかにステレオタイプだらけの国かということを
ふと考えた。

豆腐というのは日本において単なる食べ物だと思う。別に特に理由があるわ
けでもなく、味噌汁に入れるし、揚げ出しにしたらおいしいし、要するに単
に食材のひとつだから食べる。それ以上のなにものでもない。

でもアメリカでは豆腐を食べる人たちというのは(アジア人を除いて、)健
康志向なことが多いと思う。だから、豆腐はいわゆる健康食だし、ベジタリ
アン用に豆腐ターキーなるものまで作られてしまう。別に、豆腐を食べてい
るのがベジタリアンだ、と言ってるわけではないのだけれど、豆腐というの
はある特定のタイプの人たちに愛されている食材じゃないかな?と思う。

それ自体は問題ないのだけれど、俺にとって迷惑なのは、日本人である自分
がすき焼きに入っている豆腐を食べているのを見たアメリカ人がどういうこ
とを考えるか、ということ。健康志向な人たちによって食べられているとい
うイメージの固定した豆腐を食べている自分まで”健康志向”の烙印を押さ
れてはたまらない。もともと色の濃いジャンル分けをされるのがかなり嫌い
な性質で、普段着ているものもできるだけブランドネームのあからさまでな
いものを着ている自分としては、勝手に”健康志向”に分類されるのはけっ
こう迷惑な話なのである。だから、今日仕事に持って行った弁当は昨日の残
りのすき焼きだったのだけれど、汁をたっぷり含んだ目の前の豆腐を見てち
ょっと複雑な気分だった。

アメリカという国は、ある特定のアイテムがある特定の文化的、社会的グル
ープの象徴やステレオタイプであることが多いと思う。だから、日本では普
通だったものが”それはああいう人たちしかしない・着ない・食べないもの
だから、”という理由でできないことがけっこうある。自分が住んでるとこ
ろが田舎で、さらに南部だということもけっこう大きな要因だとは思うけれ
ど。

149984.jpg

製作過程その2。焼きあがったパイを芯型から抜いて冷ましているところ。
これを大体50本くらい作る。200度で約30分。一つしかなかった使い
捨てアルミ容器から芯が15個ぐらいしかつくれなくて、4回ぐらいに分け
て焼く。

パイ生地にばたーを練りこむ作業に7時間ほどかかっているので、焼き時間
2時間やその他もろもろをあわせると、すでにけっこうな時間がたっている
ことに気づく。凝り性のなす業である。

149975.jpg

ミルフィーユはMille Feuilleと書いて、千枚の(Mille)葉っぱ
(Feuille)という意味らしい。だから、食べやすく形を変えてもいいは
ず。

というわけで製作過程その1。使い捨てのアルミの容器を切って三角の芯を
作って、そこに2,3ミリに伸ばしたパイ生地を巻きつけて溶き卵でとめ
る、という部分。
この2,3ミリというのに行き着くのにけっこうな試行錯誤があった。最初
は7,8ミリの厚さのものをくるっと巻いたんだけど、そうしたらもうもの
すごく膨らんで膨らんで、くっつけた部分など何のそのでまったいらな普通
のパイが出来上がってしまった。なので、薄さを替えてさらに溶き卵を導入
して、接着部分を大きくして何とか次回の写真のようなものが出来上がっ
た。

最近料理の写真ばかりで、仕事関連の写真がめっきり減ってしまってる気
が。”報道写真”という言葉につられて見てくれているひとたちに、ちょっ
と申し訳のない今日この頃。

149949.jpg

俺が懇意にしている生物化学者(予定)によると、ミルフィーユの食べにく
さというのは生物学者界の食通たちの中でも評判のひどさであるらしい。完
全なまでの直方体でテーブルに運ばれてきたミルフィーユがフォークとナイ
フで次々と無残に潰されていくさまは、まさに目もあてられないという表現
がぴったりだそうだ。

というわけで、食べやすさのみを追求した今回のミルフィーユ。ミルフィー
ユというフランス語が”直方体の”とか”パイを積み重ねてカスタードとイ
チゴをはさんだ”とか”びっくりするほど食べにくい”とかいう意味でない
ことを祈るばかりである。

149946.jpg

詰めているところ。

CheeseCake [Alt-r] 21

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149573.jpg

プレーンのチーズケーキを作ったところで、どうやら大きすぎる型を使って
しまったらしいと気づき、もう一層作ることで高さをかせいでみたら2層に
なったといういきさつ。土台の部分は明らかにバターが足りなさすぎで、し
かも押し固めも手抜きすぎ。しかも背景のろうそくが気持ち悪い。でもおい
しかったからまあいいや。

クリームチーズとサワークリームと生クリームをゼラチンで固めたレアチー
ズケーキ。トップの層はブルーベリーソース入り。ちょっと個人的な好み的
にはサワークリームがうるさい気がしたので、次に作るときには入れないで
試してみる。

今、ミルフィーユを作ってる。最近料理しすぎ。

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