2004年3月アーカイブ

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おお、アメリカの反対側で俺のブラザーな勇姿が撮られている!しかもこっそり後ろ
から!

って、そんなうそはいいとして、ユタカさん、こんにちは。
たまに400mmに振り回されてるえるもです。はじめまして。

うーん、300mmなら振り回せるんですけどね。バスケとかなら300mmをモノ
ポッドなしで撮ったりもしますし。でも、400mmの手持ちはちょっと無理です。
腕がプルプルします。だから、400mmをフットボールの試合中ずっと(4時間く
らい?)手持ちするなんて無謀なことをしたら、おそらくカリフォルニアの州知事み
たいになっちゃうと思います。

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こりない人たちへの今日の教訓:
ゴルフを見るときは、日焼け止めクリームをきちんと塗ったほうがいい。でないと、
逆パンダになりますよ。

自分のルームメート兼水中考古学者の愛知人とその彼女である鹿児島人、そしてセン
ター試験の問題を将来作成するであろう青森/神奈川人の3人は、先週末にフロリダの
ジャクソンビルに車を走らせ、ゴルフを見てきたらしい。PGAと書いてある、いか
にもチケットのはいってそうなパッケージが送られてきていたからなんか怪しいと思
っていたら、昨日逆パンダになって帰ってきたのだ。最近調子の悪いタイガーウッズ
がクラブを折りそうな勢いで怒っているところや、丸山茂樹がやっちゃったショット
ばかりを連発して後半崩れて、一瞬切れかけたが、17番ホールでいいショットが出
て機嫌が良くなり、さらに金髪のキャディーとタバコをシェアし、日本のメディアに
インタビュー攻撃を受けていたわりにはアメリカのメディアには完全に無視されてい
たりするところを観てきたらしい。

その結果の逆パンダ。まあ、しかたないか。

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さっき夜寝をしていたら、なんだか陽気な妹と、なんだか陽気な母
が、日本から電話をしてきた。寝ぼけまなこだったので、思わず方言
まるだしで話していたら、懇意にしてる分子生物物理学者
(Molecular Biophysicist)が横でニヤニヤしていた。いつも彼女の
関西弁をからかっているから、そのし返しだろう。

そういえば、その分子生物学者はかぼちゃの種ダイエットをしている
らしい。かぼちゃの種を食べ続けると、消化吸収が助けられ、代謝が
アップして太りにくくなり、ビタミン不足が解消されイライラがふっ
とび(ふっとぶ!)、スレンダー美人になり、便秘が解消され、むく
み知らずの足になり、体力増進で体を動かすのが楽しくなりやせにつ
ながり、いつでもスラリ指、華奢手首、くっきりきれいな鎖骨を手に
入れることができると、この前日本に帰ったときに買ってきたCanCamに書いてあったらしい。

そんなわけで、こんなことを自分がタイプしてる間にもぽりぽりぽり
ぽりとかじり続けているのだ。

ハムスターみたい。

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なんかもう、いい天気過ぎ。

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フロリダのたった2週間ほどの春はあっという間に過ぎ去って、車に乗っている自分
の腕だけを執拗に焼く強い日差しが、夏の来訪を告げはじめている。

近所にあるオークの大木を仕事で訪れた際、木陰で午後を過ごすヒッピーたちに会っ
た。「I'm not a student but I'm a student of life(俺は学校にはいってない、で
も人生から学んでるんだ)」と胸を張る彼らの生活のひとときを、樹齢100年を越す
オークの木とともにファインダーにおさめる。

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ウサギの心臓が手に入ったせいで、懇意にしている分子生物物理学者がたいそう忙し
くしている。

ウサギの心臓から筋肉の繊維を取り出し、ピンに止めて機械に設置して、それをカ
ルシウムの入った液につける。そうすると、筋肉の収縮が起こって、いろんなこと
が分かるらしい。

筋肉は、筋肉細胞内のカルシウムの濃度が変化することによって収縮するのだ。

でも、だからといって、牛乳を筋肉注射すると筋肉がびゅんと縮んだりするわけでは
なく、そんなことをしたら痛いだけである。

ところで、今週のあたまに大学女子バスケの結構大きな試合があった。大学バスケの
全米一位を決めるトーナメントの準々決勝が、市内にあるアリーナでおこなわれたの
だ。

その際、天井からゴールリングに向かって設置されたカメラを使用できるまれなチャ
ンスを手にできた。アリーナの天井にあるカメラのファインダーはもちろん試合中に
は覗けないので、選手の動きを見ながらタイミングを見計らってリモコンのボタンを
押す。アリーナ全体を照らし出すことのできる、これまた天井に設置しあるフラッシ
ュがぱかりと光る。ゲームが終わって天井のカメラを回収してカードをチェックする
までは、写真の出来は分からない。素敵な写真が撮れているようにひたすら祈りなが
ら、ひたすらシャッターをきる。

その日はその試合のせいでずいぶんばたばたした忙しい日になり、家に帰りついた時
には深夜をまわっていた。が、その見返りとして手にできた写真は、その苦労を忘れ
させてくれるほどのものだった。

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働きづめだった日曜日。朝一番は、警察犬のコンテストだった。朝8
時から始まる悲惨なイベントだ。コンテスト会場に行ってみると、試
験官の指示に従ってコーンに沿って歩き回る犬と、それに付き添って
軽く小走りな警察犬訓練士の姿が見えてくる。コンテスト会場は、草
野球場と呼んでもかまわないようなとにかく野球場。で、隣の野球場
では、犬が障害物越えをしていた。犬の気が散るから競技中は歩き回
るなとか、犬の気が散ったりするから協議中はフラッシュを使うなと
か、いろいろうるさい。お犬様さまである。でも野球場の注意書きの
看板に、”この野球場では犬とアルコールは禁止だ”と書いてある。
いいのか、警察?

ところで、”Canine”というのが”イヌ科の、犬の”という英
語で、”ケイナイン”と発音する。だから、アメリカの警察や郡保安
官事務所なんかの警察犬部隊のことを”K-9と呼ぶ。”

午後からは爆発物なんかを探知するようなコンテストが行われたらし
く、それは結構面白そうだったんだけど、次の仕事の時間が迫りつつ
あったので仕方なく障害物越えのようなものを撮っただけで帰ってき
た。

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でかすぎ。おもすぎ。不便すぎ。Canonの、今では旧式(なのかな?)400mm
レンズ。f値(絞り)は2.8。f値5.6とかに妥協すれば急に手のひらサイズな
んだけど、それはさすがに遅すぎるし、被写界深度も深すぎる(写真の中で、ピント
のあっている範囲が、手前と奥それぞれに向かってどれくらい深いか、というやつで
す、念のため)。とはいいつつ、昨日の写真はf4とかなんだけど。

前回の野球はこのレンズを持っていったけど、結局使わなかった。スタンドの上のほ
うで立ったまま使えたら素敵なのだけれど、昨日の試合は週末な事もあって結構人が
いっぱいいてそんなことはとてもできなくて、ピーナッツの消費量も半端ではなかっ
たのだ。

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少しは野球を撮るのに慣れてきたかも、と昨日思った。

レンズを換えたからだろうか?昨日は、いつもの400mm(F2.8)のかわりに
35-350mm(F4.0-5.6)を使ったから、三塁側のメディアスポットで
撮っていても、一塁のプレーも三塁のプレーも、ズームズームで快適に撮れた気がす
るのだ。

それにしても、アメリカの野球はファンファーレがないのがいいなあ。別にファンフ
ァーレがいやなわけではないのだけれど、日本での少年時代における、野球、野球、
野球、そして日曜洋画劇場にくいこみ、みたいなので結構トラウマになってしまって
る気がするんだな。

こっちでは、ピーナッツの殻を座席の下にぽんぽん投げ捨てるアメリカ人によって発
される、信じられないほど感情的で汚い罵声しか聞こえてこないから、まあ聞いてい
て面白い。

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うーん、うどん、うまそう、やばすぎ。そういえば、しばらくたべてない。
うーん、今週末、小麦粉のかたまりビニール袋にいれて踏んでるかも。


うーん、今日の写真、話とものすごく関係ないなあ。

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今日の朝はリンゴケーキを食べたのです。

カヲルさん、素敵なレシピをアリガトウ。(俳句調)

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明日の朝はリンゴケーキを食べるのです。

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今朝、テーブルに朝食とコーヒーを運んでいて、あと少しでテーブルにたどり着くと
いうところでくしゃみをしてしまって、はでにコーヒーをこぼしてしまった。かなり
悔しいものなので、一度やってみるといい。

Alt-rの”向日葵はゆれるまま”を見てる人たちにとっては、それほど意外な事でもないのだ
ろうけど、自分の最近の食生活や、これまでの食生活や、そしてこれからの食生活は
ずいぶんとカヲルさんのルームに影響を受けている。

だから一昨日の晩御飯は豚しょうが焼きだったし、今週末はおそらく”リンゴヨーグ
ルトパンケーキ”を食べるのだろう。

ただし、自分は”一週間の弁当”と云うものを常に念頭に置いた料理をするので、量
においては右に出るものはいないだろう。”明日の弁当の分”とか”このカレーはあさ
っても食べれるかも”とかではなくて、一週間の弁当なのだ。一週間、昼はまったく
同じものを食べているという落とし穴や、悲しい生活の現実が垣間見えなくもないが、
アメリカの田舎町で毎日昼食を外食する恐怖を考えればそんなことはなんてことはな
い。

ちなみにおととい作った豚しょうがは、2.5パウンド分の豚だった。換算すると、
ふーん、1,134キロか。それほどたいしたことはないのかな?でも、ブロックを
全部自分でスライスしたから結構大変だったのだ。その辺の苦労は認めてほしい。

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なんか最近ロデオが黄色い、と思っていたら、それは春めいてきているからだった。

自分はこれまで花粉症とは無縁で過ごしてきた人なので、いくら花粉が多くても、少
し車が黄色くなって、少しプールの表面に黄色い膜が張るくらいの変化しか考え付か
ない。どうせ大して熱心に車を洗ったりする人ではないので、少し車が黄色くなろう
と、また車を洗わなくて済む口実ができたくらいにしか思わない。

風によって花粉を運ぶことによって交配をしようとする種が花粉をまきちらすので、
虫の体に花粉をまんまとつけることによって花粉を移動させている種は、当然ながら
花粉症の原因にはならない。さらに、今日まで知らなかったのだけれど、花粉の粒子
が余り細かくない種類は風によって遠くまで流されにくく、そのまま下に落ちてしま
うので、花粉症の原因にはなりにくいらしい。

写真の花粉は松の木。花粉症の人にはずいぶん恐ろしい写真のように見えるかもしれ
ないけれど、松の花粉の粒子は粗く、花粉症の原因になりにくいタイプのものらしい。

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昨日冷蔵庫をあさっていたら、ずいぶん前に買ったはずのパルミジャーノレジアーノ
がさらに熟成されていたので、ためしに摩り下ろしてみたのだが、これがまた、とて
も硬かった。

そんなことはどうでもよくて、きのこと云うものにはほとんど栄養がないのだ、と以
前、誰かが言っていた気がする。その発言自体もどうでもいいのだけれど、ところで
自分のルームメートは水中考古学者(予定)なのだけれど、その彼女はきのこがずい
ぶん嫌いだ。そんなわけで、きのこのリゾットなんてものはずいぶんしばらく作って
いなかったのだけれど、昨日冷蔵庫を見たら、おとといピザを作ったときの余りのポ
ルチーニやら、なぜかそこにあったしいたけや、半分使いかけのマッシュルームがあ
ったので、仕方なくたまねぎやらにんじんやらセロリやらをぐらぐら湯の沸いたなべ
に突っ込んで、スープを取ることにした。

別のフライパンで日本史の教科書を読みながらみじん切りのたまねぎをあめ色になる
までいためて、そこにぶつ切りにしたきのこをいれて、軽く炒める。バターをちょっ
と足して米を入れてしばらくしたら先にとっておいたスープをだんだん加えていく。
ここでくちゃくちゃ混ぜると粘り気が出てしまうので、そこが焦げない程度に放置、
そしてまたスープを追加。

20分ほどして米がアルデンテになったら、できあがり。仕上げのバターで風味を足
して、ずいぶん苦労しておろしたチーズを加えるとふんわりとしたリゾットとができ
あがる。

イタリアのマツタケと呼ばれるポルチーニは日本では乾燥ものが主でフレッシュのも
のはなかなか手に入らない。だから、なんだ、ただのリゾットじゃないかといわれれ
ばそれまでなのだけど、そんなひがみはよそに、ポルチーニの香り満載のリゾットを
昨日の夜は食べたのだ。

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先日、オーランドへ行ったのだ。オーランドといえば、ディズニーワールドがあった
り大きなショッピングモールがあったりする。”そんなデートのメッカ(メッカ!)に
行ってたまるか”、と思っていたのかいないのかはよく分からないけれど、とにかく今
週オーランドに行き、ユニバーサルスタジオで飽きるくらいいろんなアトラクション
を見たりした。しかも、日本人もいっぱい見た。なんか服装がいかにも日本人で、と
てもうれしかった。

そんなことはどうでもよくて、ユニバーサルスタジオなのだけど、Shrekという
緑の頭のでかい化け物のアニメ映画のアトラクションが結構面白かった。このアトラ
クションは、3D(3次元)ならぬ4D(4次元!)という売り込み。4Dが3Dと
違うのは、画面が飛び出してくるだけでなくて、観客の視覚以外の感覚で体験できる
ということらしい。観客に実際に水がかかったり、いすがゆれて馬車気分が味わえた
り、やりが刺さって負傷者気分を味わえたり、まあ、そんなところ。

でも、ところで、4次元って云うのは実際どういうことなんだろう、と思った。とい
うわけで、帰りの車の中で懇意にしている生物化学者(専門は筋肉らしい、よく分か
らないけど、)に聞いてみたら、一次元は線、二次元は平面、三次元は立体だとたしな
められた。で、4次元と云うのはそれになにかが加わったものらしい。その何かはと
いうのは、時間とか、なんでもいいらしい。よくわからなかったが、そんな話を睡魔
と闘いながら聞いているなかで、”人間は4次元以上のものをビジュアルで表現するの
が得意でない、もしくはできない、”というセリフが妙に印象に残った。

人間は、4次元以上のものを頭で想像できないのだ。

ところで、去年、ピクショナリー(だったかな?)とかいうボードゲームをしている
おばさま集団の写真を撮りにいった。このピクショナリーというのは、二人ペアのチ
ームのうちの片方が、テーマとして与えられた言葉の絵を”何も話さずに”描き、も
う片方がそれを推測し、一番早く”絵だけで”概念を伝達したチームが勝ちというも
の。実に暇そうな奥様方がワインやらスナックやらを広げて夜が明けるまで絵を描き
続けるのはかなり異様な光景だと思ったのだが、そんなことはここではどうでもいい。
興味深く思ったのは、テーマとして与えられる言葉の性格だった。

ピクショナリーでテーマとして与えられる言葉には、2つのタイプがある。車、樹、
タクシードライバーといった”絵に描きやすいタイプ”と、悲しみ、すばやさ、鬱蒼
とした、といったような、かなり”絵には描きにくいタイプ”の二つ。その二つのタ
イプのことに気づいたときには、”ふーん、そういった言葉は確かに絵には描きにくい
なあ、”と思っただけだった。その書きにくさがどうしてなのか、そして、絵に描きに
くいと云うことがどういうことなのかということはまったく考えなかった。

しかし今回、4次元をイメージにすることの困難さを話を聞いていて、ふと、芸術と
云うのは、そういう、言葉にはできるけれども絵や形にしにくいものを絵や形に表現
したものではないかと思った。4次元の話から芸術の話が出てきたところに別に理論
的なつながりがあるわけではないので、悲しみ、すばやさ、鬱蒼とした、といった言
葉が4次元の要素だと言っているわけではもちろんない。4次元→芸術の云う思考回
路は、自分の頭の中がいかに散らかっているかと云うだけの話。

そんな自分の頭の散らかり具合はどうでもいいとして、イメージにしにくいものをイ
メージ化するのが”芸術”の一部であるとしたら、やっぱり自分は芸術写真家ではな
くてフォトジャーナリストだなあ、と思った。自分にとって目の前にあるものはその”
もの”でしかないし、その”もの”に、事実に加え、”概念”を語らせるなんて、自分
にはまったく及びのつかないことだからだ。

ちなみに、文学と云う芸術は、言葉を使う。しかし、優れた書き手は、憂鬱さをあら
わすのに”誰々はその日とても憂鬱だった”とは書かないだろうから、自分の芸術論
とは矛盾しない、ということでどうだろう。

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いやな予感がしたのだ。

家をでた時は少し汗ばむほどの春めいた気温だった。それでも、”念のために”という
気がしてならなくて、もう3月の半ばだというのに、なぜか厚手のニットやジャケッ
トなんかをどっさり車に詰め込んで仕事に行った。

不運なことに、予感は当たった。三日前、自分がウェディングドレスの写真を撮って
いた時に街の反対側で起きた殺人事件の容疑者が、モーテルで捕まったのだ。報道に
よると(といっても自分が報道しているのだけれど)、この容疑者によって2人が違う
街で殺害されている。夜勤だった自分はモーテルに直行、容疑者が泊まっていた部屋
や、容疑者が被害者から盗んだ車などの写真を撮る。が、取り調べのためにすでにモ
ーテルから警察署に移されてしまっていた容疑者の写真は撮れないままにモーテルを
去る。

そこへエディターから電話が入り、容疑者の輸送の際の写真を撮るために、警察署で
取調べが終わるまで張り込みをするように言われる。その時点での時刻は10時を少
しまわったくらい。聞けば、取調べが終わるのは12時だとか1時半だとか言う。そ
んなわけで、昼間とはうってかわって気温は下がり、外で過ごすには寒すぎる気温の
中で、市内のテレビ2局から来ているビデオグラファー2人と一緒に、容疑者がパト
カーに乗せられ刑務所に移動させられる十数秒を待つことになった。”念のために”持
ってきていた厚着セットを着こんで、警察が差し入れしてくれたコーヒーを飲んだり、
ビデオカメラにおけるシャッタースピードの理屈をビデオグラファーたちに説明して
もらったりして、時間をつぶす。

ところで、今回の件に関する警察のメディアに対する扱いはとてもよいものだった。
たった3日での犯人逮捕はお手柄だし、それをメディアを使って市民に知らせるの
は警察にとってもプラスだからだろうというのが妥当な線なのだろうけど、交通事
故や火事の現場で、まるでメディアに恨みでもあるのかと云うような扱いをしてく
る警官をみることもあるので、少し驚きだったのだ。

結局、取調べが終わって容疑者が出てきたころには3時をまわっていた。実際に逮捕
をした警官を含めた3人の警官に囲まれた容疑者があっという間に車に乗り込み、そ
の車があっという間に走り去るまでのおそらく1分ほどの時間と、10枚くらいの写
真のために5時間寒空の下を待ったのだ。

家にたどり着いてやっと寝られたころにはもう5時近くなっていた。
なんだかいやな予感がしたのだ、昨日は。

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真っ白なウェディングドレスというのは比較的最近のもので、昔は(19世紀くらい)
いろんな色だったらしい。3月は女性の月らしく、そんなストーリーのために重たい
ライティング機材を持ってそんな写真を撮りにいった。

ところで、16軒の家の話。先日、道の名前だけを言われて「この通りに行けばある
から!」という説明だけで16軒の家が建設されている最中の場所を探す羽目になっ
た。なんだかニュースルームもぎすぎすした日だったので、それ以上の情報もあえて
質問する気にもなれず、仕方なく道の名前と家の数だけを頼りに車を出す。

ところが、そんな場所は見つからなかった。道はおそらく1キロほどで、周りは普通
の住宅地、もしくは雑木林。見逃すはずがない。一箇所、家が一軒建てられている場
所を見かけたけれど、そこも、16軒もの家が建てられるほどのスペースではない。
せいぜい5軒がいいところだ。素通りした。結局困り果て、電話を入れてもう少し細
かな情報をもらう事にした。そうしたら、なんとその一軒の家が建てられているとこ
ろがその指定の場所だったのだ。

「そんなわけはない」とそれでも疑いながら現場監督らしい人に確かめてみるとやは
りまちがいないらしい。16軒建てることに間違いはないのか、ときいてみると、そ
うだという。やっと一軒目を建て終わったから、2軒目にそろそろ手をつけ始めると
ころ、さらに、残りの家のためにこれから雑木林を切り開くところだと説明してくれ
た。

かなり要領悪くないか、それ?一軒目はもう完成間近なのだ。家なんて幾種類もの業
者が分担作業でつくるものだから、一軒づつ建ててたら費用も手間もとんでもなくか
かるはず。切り開くなら切り開くでまず地面をきれいに最初にして、土台を一気に作
って、家も一気に建てていけば要領がいい。何かしら、自分なんかが知りえない建設
業界の事情があるのかもしれないが、それにしても一軒一軒建てるのはおかしすぎる。

それに第一、16軒の建設中の家を目印に写真を撮りに行くフォトグラファーがそこ
を見つけられずに道に迷ってしまうのだ。まったく、冗談もほどほどにしてほしい。

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新聞の写真は、うそはまずいから、誰かが写真のためにポーズを取っていたり写真の
ためにわざわざ何かをしていてその写真を撮ったりしたようなときは、きちんとその
旨を写真に添える。 "John Smith poses for the photograph..."とか、" Kerry Smith
demonstrates her performance...”てな具合に。でないと、仕組まれた状況によって
撮られたうそのニュース写真が世に乱れることになるし、フォトグラファーが写真の
ために事件を起こすような非倫理的なこともおきかねないからだ。そんなわけで、ポ
ーズをとっていますよ、という注釈を添えない場合は、必ずCandid(写真ポーズをと
らない,ありのままの)な写真でないといけない。

でも、そのことを被写体の人たちが理解しているとはあまりない。カメラを向けられ
たら笑顔を返せと学校で教えられたかのようだ。だから、ありのままの生活を撮りた
いのに、約束の時間までに家をきれーいに掃除されて、なんだか余所行きみたいな格
好をされて待っていられることが、よくある。困ってしまう。それがその人たちの普
段の生活ならいいけれど、もしそうでない場合、それは例えその人たちに悪気はなく
ても新聞のために準備されたうそになってしまうからだ。だから、新聞のためにとっ
ている限り、フォトグラファー側から頼んでいるような場合でない限り笑顔はいらな
いし、カメラ目線なんてのはもってのほかだ。

昨日は、2歳児の写真を撮ることになった。ちょっとややこしいので記事のストーリ
ーはここでは省くけど、とにかくその子が何かしているところをとる必要があったわ
けだ。で、その”何かしている”というのが難しい。ほーら、このおもちゃで遊びな
さーい、というわけにはいかないからだ。で、いざ指定の家に約束の時間に行ってみ
れば、”わざわざ”仕事を休んだ両親が”さあ、何をすればいいか言ってください。”
ってな勢いで待ち構えている。会社勤めの父親が昼過ぎに2歳児と遊んでいる状況は
とてもおかしい。かなりおかしい。そんな時間のセットアップをしたレポーターを恨
みつつ、仕方なく写真を撮り始める。ところが、肝心の2歳児がものすごいモデルっ
ぷりでカメラを見つめながらFinding Nemoの話をし続ける。ニモがどのように父親と
あったかを延々と話し続ける。ものすごいカメラ目線で、”あなたはNemoに出てきた
スキューバダイバーみたいに写真を撮るのねー”と延々と話しかけつづけられ、もう
ほとほと困り果ててしまった。おまけに、その家にいた二匹の犬もカメラに興味津々
で、箱に詰められた様な体勢でカメラを構える自分に、激しいまでの嗅ぎ攻撃を仕掛
けてくる。

ところで、2歳児というのはスキューバダイバーという言葉を知っているのもなんだ
ろうか?普通?日本人の赤ちゃんが”潜水夫がさー”とかいう話をしだしたら自分は
かなり驚くと思う。気持ちが悪い。

というわけで、とても大変だったのでした。

16軒の家の話?なんだったっけな、それ?

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一言でいえば、スポーツは嫌いだ。

もうちょっと詳しくいうと、球技はあまり好きじゃない。もうちょっと細かくいうと、
球技を見るのはぜんぜん楽しくない。自分でプレーする程度なら、まあ、たまにはや
ってもいい。でも、球技をしている自分を友達がみたら、おそらくびっくりするだろ
う。自分と球技にはそのくらいの距離がある。球技と一緒に小さな部屋に二人きりに
されたりしたら、おそらく気まずいだろう。

ちなみに、陸上と水泳と雪山競技(Winter Sports?)は好きだし得意だ。どれも個人
競技であるところが自分の性格をあらわしているなあ、と思う。

それにしても、球技を撮るのは楽しい。カメラが自分と球技との距離をぐっと縮めて
くれたといっても決して過言ではない。

自分の周りには普通にスポーツに熱い人が多い。さすがに体をペンキでべたべた塗っ
てスタジアムに行ったりするほどすごくはないけど、それでもスポーツを観ているだ
けで幸せそうだ。バスケから、フットボール、野球、さらに最近はゴルフまで加わっ
た。タイガーウッズがティーショットを打つのをよだれをたらしそうな勢いで見てた
りする。自分にはいまいち不可解な情熱だ。

で、何がそんなに楽しいのか聞いてみることにした。人間をそこまでエキサイトさせ
る要素が分かれば、あるいは自分もだらだらよだれをたらしながらスポーツ観戦がで
きるかもしれない。

というわけで、あるバスケ好きの回答。
1.ゲームのテンポが速い。
2.攻守がくるくる変わるから、ゲームに動きがある。
3.プレーヤー一人一人の動きが重要だから、一人が強ければ必ずしもいいというわ
けでもない。
ということでした。

卓球のダブルスでもいいのじゃないか?それは?
きゅっきゅっていうシューズの音もすごく似てないか?

というわけで、気が向いたら次回はゴルフの話でもしよう。

Allergy [Alt-r] 47

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常用している風邪薬のフレーバーに飽きたので、一個となりに売っているものを飲ん
でみた。いつも飲んでいるのは夜用で、ソーダ味。今回試したのはオレンジ味で、風
邪用の風邪薬らしい。風邪薬なのだから風邪用も何もあったものではないと思うのだ
けれど、フレーバーが違うのはいいと思って飲んでみた。

頭の形が変わった。

自分は、アスピリンとイブプロフェンが飲めない。高校を出たあたりから、この二つ
の鎮痛剤に対してアレルギーが出るようになった。アレルギーが出ると、頭の形が変
わるくらい頭が痒くなる。触ると、なんかぼこぼこしてるのが分かるくらい。まあ、
2時間くらいで収まるし、別にそれ以外は特に何もないのだけれど、なんか怖いから
とにかく飲まないようにしている。バファリンなんかはイブプロフェンなので、まっ
たく飲めない。半分がやさしさでできているのかもしれないが、そんな子供だましは
自分には効かない。頭が痒くなるのだ。ものすごく。で、色々試した結果(大変なプ
ロセスだった)、アセトアミノフェンは大丈夫らしいと分かって、それ以後ノーシンを
使っている。だから、前回日本に帰ったとき、”それ一生分?”と友達に笑われるくら
いたくさんノーシンを買い込んできた。

そんなわけで、常用していた夜用風邪薬はアセトアミノフェンが主成分で、今回オレ
ンジ味だけのために買った風邪用の風邪薬は、よりによってアスピリンが主成分だっ
た。久しぶりの痒痒感(かゆかゆかん)だった。

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最近寒い。なので、風邪がはやっている気がする。自分は年中風邪気
味な人なのでそれほど気にはならないのだけれど、自分のルームメー
トはなんだか風邪っぽいといいだした。だから夜用の風邪薬を与えて
みたら、10分くらいで寝てしまった。小動物のようだ。アメリカの
薬は日本人には強すぎるくらいよく効く。

それにしても、ここ二週間ほど、フロリダとは思えないほどの冷え込
みだった。車で6時間ほど北のアトランタなんか、先日雪が降ったら
しい。でも自分の住んでいる街は今日は晴れ。快晴。

天気の話でした。

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