基本的に感情が高ぶったりするのを好まない自分の性格に起因してるのではないか、とスターウォーズを見ながら思った。
ヒューマンドラマとか、邦画とか特にそうだけど、泣かせたり感動させたりっていう効果が(それ自体が目的でないにしても)ストーリーの質がよければ当然のようについてくる。そして、そういうのに俺は結構弱い。涙もろいのだ。特に、努力とか、生きる意味とか、そういうのはやばい。そして、泣いたり感動するのはしんどい。できればそんなのはさけたい。
それがいやだから、そういう感動のないSFに走るのではないか?と思ったわけなのだが。
ところで、事情がわかっている人にはわかると思うけれど、仕事上、今年は夏の甲子園(高校野球)をほぼ毎日ナマでみることになる。大阪の地区予選(一昨日開幕)から8月に終わる本戦まで、すべて。
野球はもともと何も知らず、打ったらどっちに走るのかぐらいしか知らなかったので、甲子園のことなどもちろん何も知らなかった。が、ここ数日で数試合観てみて、これは、やばいな、ヒューマンドラマだ、誰かがいってたように、と思った。
負けチームが必ず(勝ったチームもたまに)泣く。丸刈りの、顔の区別が全く付かないやつらが、公然と泣く。つらい練習やらなんやらを、大会のために乗り越えてきた結果というのは、やつらにとってただの勝敗ではないのだ。それが結構絵になる。
昨日の試合はそんな意味でやばかった。学校再編成で、1,2年と3年生が別学校、野球部も別の学校になってしまった二つの高校が、なんと一回戦であたってしまったのだ。もともと同じチームで練習してきたやつらが、真剣勝負に挑む。尋常な話ではない。こんな映画があっても、俺は間違いなく見ない。しんどいのは間違いないからだ。
そして、それが現実に起きてしまった昨日、逆転を繰り返した激戦の末になんと1,2年チームが勝ってしまった。試合後に整列して挨拶して握手を交わす、その時点でもう涙、涙の丸坊主状態だ。
一回戦でこんな状態なのだ。今年はしんどい夏になりそうだ。