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タクシーの後部座席。
乗り込んだとき、足元に百円落ちていたが、
僕はソレを拾わなかった。
目的地へ到着。
やんややんやと必要な写真を撮るが、
なんとそこでウン○を踏んでしまう。
ウン○を踏むなんて、何年ぶりだ。
買って一週間たっていない靴のそこに
みっしりとつまったウン○。
砂に足をこすり付ける。
草むらに足をこすり付ける。
アスファルトの上で飛び跳ねてみる。
水たまりを探してみる。
ウン○を踏んだ人の所作は、
総じて似たものになるのだと、今日発見。
ウン○を靴底から落としきれぬまま、
仕方なくタクシーに乗り込み、
次の現場に向かう。
ふと気づくと、足の裏に張り付いて、
それからぽてっとはがれ落ちた百円硬貨。
僕はやっぱり
ソレを拾わなかった。
誰かが拾って、えらいめにあうのだとわかっていても、
僕はやっぱり、
ソレを拾わなかった。

















